人財開発
人財マネジメント
基本的な考え方
CSR重点課題にも取り上げている「国際社会に貢献できるグローバル人財の育成」に向けて、ロームグループは社員に対して、自ら学びながら成長できるような教育および育成に取組むことが重要だと捉え、優秀な人財の確保や育成に向けた体制整備に取組んでいます。
この活動を通じて、社員のパフォーマンス向上と成長実感によるやりがいの醸成を実現し、ひいては会社の成長へとつなげていきます。
教育・研修体系
ロームグループでは企業目的・方針の実践に向け、1.グレード別教育(各グレードに求められる知識やスキル、マインド等を身につけてもらうとともに、年代や役割の近い社員同士が、部門の垣根を越えて連携できるよう交流の場を設ける)、2.組織長教育(組織長としての役割を遂行するために必要な知識とスキルを習得する) 3.キャリア教育(グレードや役割に関わらず個人のキャリアに焦点を当て、主体的な姿勢で自身のキャリアを考え、自己実現を果たせる行動力を養う)およびOJT・専門教育(各職場での実務を通した教育を行う)といった様々な教育・研修体系を設けています。
社内教育・研修制度
分類 | 主な研修・制度 | 内容 | 開催回数 (年間) |
受講者数 (2016~2018) |
---|---|---|---|---|
グレード別教育 | 新入社員研修 | 社会人としての基礎知識やビジネスマナーを習得すると共に、自社について、また仕事に対する取組み方等を学ぶ研修。 | 1 | 567 |
フォローアップ研修 | 先輩社員の指導のもと、個人の成長過程を一緒に確認しながら求められる人財へ近づくためのフォローアップを行う、原則入社3年目を対象とした研修。 | 2 | 809 | |
昇格者研修 | 各グレードに求められる知識・スキル・マインド等を習得する研修。(企業目的・方針を理解した上で今後自分が求められる役割を考え行動目標を設定) | 7 | 787 | |
組織長教育 | 役割別研修 | 組織長としての役割を遂行するために最低限必要な知識とスキルを習得すると共に、部下との良質なコミュニケーションや組織の活性化を通じて成果達成の実現を図る研修。 | 3 | 486 |
アセスメント研修 | 組織を束ねるマネジメントに必要とされるスキルを数値化し、強み弱みを分析することで、自身のマネジメントスタイルを正しく認識し、今後の組織運営に活用する研修。 | 4 | 39 | |
キャリア教育 | キャリアデザイン研修 | グレードや役割に関わらず、個人のキャリアに焦点を当て、主体的な姿勢で自身のキャリアを考え自己実現を果たせる行動力を養う研修。 | 2 | 95 |
OJT・専門教育 | 海外トレーニー | 若手社員のうちにグループの海外拠点での勤務を通して現地の状況・課題を知ると共に多様な価値観を学ぶ機会を設ける制度。(広くグローバルな視野で自ら考え、チャレンジする人財を発掘・育成することを目的とする) | 1 | 11 |
ジョブローテーション | 異なる文化や職務の経験を通じて、広い視野を持った人財を育成する制度。 | 1 | 5 | |
メンターメンティ | 新入社員の育成を通して、「人を育てる風土」を醸成し、長期的なキャリア形成を促す研修。 | 10 | 699 | |
Eラーニング・通信教育 | - | 社員の自己啓発を支援するため、所定の通信教育を修了した場合は受講料の半額を補助する制度。(上限は設定) | - | 431 |
語学留学制度 | - | 海外ビジネスに必要な語学力の習得を支援するため、フィリピンの語学学校へ1~4週間留学できる制度。 | - | 48 |
企業目的・経営基本方針浸透研修
ロームでは、全ロームグループ社員が、社会における自分たちの存在意義や会社として目指すべき方向性・目標を認識した上で業務に取組み、掲げた目標を達成することを目的として、企業目的・方針を学ぶ理念浸透教育を実施しています。
(2018年度時点の累計受講率は64%になります。)