お取引先様との取組み

調達マネジメント

持続可能な調達を推進するには、お取引先様との信頼関係・協力関係が欠かせません。ロームグループでは、お取引先様との密なコミュニケーションを通して双方の関係強化を図っています。

CSR調達推進説明会

お取引先様にロームグループのCSR調達の考え方、活動内容および活動計画に対する理解を深めていただくため、直接説明する機会を設けています。

  • CSR調達推進説明会
    2013年6月6日  99社ご出席
  • CSR調達推進説明会
    2015年12月9日  102社ご出席

パートナーズミーティング(感謝の会)

お取引先様にロームグループの決算状況や今後の事業戦略など、パートナーとして連携を深めていくための情報交換会を開催しています。

  • パートナーズミーティング(感謝の会)
    2017年7月4日  109社ご出席
  • パートナーズミーティング(感謝の会)
    2018年7月10日  78社ご出席
  • パートナーズミーティング(感謝の会)
    2019年11月8日  81社ご出席

お取引先様の活動評価

1. 全てのお取引先様

・お取引先様の活動総合評価

ロームグループでは、お取引先様の製品品質・納期・価格協力・BCPの取組み状況はもちろん、次項のCSR調達セルフアセスメントの結果も含めて、1年間の活動を総合的に評価し、お取引先様にフィードバックしております。

年度 評価社数
2014年度 245
2015年度 306
2016年度 245
2017年度 239
2018年度 235
2019年度 240
2020年度 242
年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
評価社数 245 306 245 239 235 240 242

ロームグループでは、2025年までに年間購入金額の90%を占めるお取引先様全てに活動総合評価を行うという目標を設定し活動していきます。

達成目標(2025年) 2020年度実績 2021年度目標
90%以上 89.8% 90%以上

また、重要なお取引先様とは、2025年までに活動総合評価を100%実施できるよう取組んでまいります。

達成目標(2025年) 2020年度実績 2021年度目標
100%以上 94% 100%

・CSR調達セルフアセスメント

お取引先様のCSR活動の達成状況を確認するため、毎年RBA行動規範に示す「労働(人権を含む)」「安全衛生」「環境」「倫理」「マネジメントシステム」と「調達BCP」に関して自己評価をお願いしています。評価の依頼は海外も含めロームグループ生産会社のお取引先様を対象にしており、2020年度は、国内外のお取引先様1,538社様に自己評価を依頼し回答を確認しました。2020年度には、当初目標にしておりました高評価(AおよびA-)の割合を80%に引き上げることができました。引き続きお取引先様と連携しながらCSR活動を推進してまいります。

<ロームグループのお取引先様のアセスメント結果>
年度 調査対象社数 評価A、A-の割合
(5段階)
2014年度 1,953 66%
2015年度 1,766 69%
2016年度 1,676 76%
2017年度 1,390 76%
2018年度 1,606 76%
2019年度 1,488 78%
2020年度 1,538 81%
平均得点 ランク
4.50~5.00 A 
4.00~4.49 A-
3.00~3.99 B 
2.00~2.99 C 
   ~1.99 D 

また、ローム(単体)が取引しているお取引先様のアセスメント結果詳細は以下の通りです。
直近3年間(2018年~2020年)で、構内常駐業者様のアセスメントを行いました。

<ローム(単体)のお取引先様の2020年度アセスメント結果>
総数 アセスメント実施結果
直近3年間
うち サステナビリティ
ハイリスクサプライヤー(※)
社数 比率 社数 比率
全て 117 社 15 社 13% 2 社 13%
うち 構内常駐業者様 17 社 15 社 88% 2 社 13%
  • ※サステナビリティハイリスクサプライヤー:
    「労働(人権を含む)」「安全衛生」「環境」「倫理」「マネジメントシステム」と「調達BCP」に関する自己評価において、Bランク以下の評価となったサプライヤー。
<構内常駐業者様の内訳>

(単位:社)

製造請負 警備 食堂 清掃 設備・施設 その他 合計
対象お取引先様 2 3 5 4 27 76 117
(うち 構内常駐業者様) (1) (2) (4) (2) (5) (3) (17)
調査実施お取引先様 1 2 4 1 5 2 15
<調査実施お取引先様(15社)のセルフアセスメント調査結果>

(単位:社)

評価基準 製造請負 警備 食堂 清掃 設備・施設 その他
A:4.50~5.00 1 2 1 3 1
A-:4.00~4.49 2 2 1
B:3.00~3.99 1
C:2.00~2.99 1
D:1.99~

ロームグループでは、2025年までに年間購入金額の90%を占めるお取引先様全てにB以上の評価を獲得していただくという目標を設定しています。

達成目標(2025年) 2020年度実績 2021年度目標
90%以上 89.4% 90%以上

※評価は、セルフアセスメントの各回答項目(5点満点)の平均得点により、表のとおり5段階に層別されます。

2. 重要お取引先様

重要お取引先様のアセスメント結果は以下の通りです。
また、ロームは、重要お取引先様を以下の通り定義づけています。

<Tier1サプライヤーのうち、重要お取引先様の比率>
Tire1サプライヤー(※) 総数 全サプライヤー
に対する金額比率
全て 161社 100%
うち 重要お取引先様 23社 81%
  • ローム単体のみを対象としています。
<重要お取引先様の総数と全サプライヤーに対する金額比率>
重要お取引先様 総数 全サプライヤー
に対する金額比率
Tire1サプライヤー 23社 81%
Tire1以外のサプライヤー 9社 16%
合計 32社 97%
<重要お取引先様のアセスメント実施結果>

ロームは、「労働(人権含む)」「安全衛生」「環境」「倫理」「マネジメントシステム」と「調達BCP」に関する自己評価において、Bランク以下の評価となったサプライヤーを「ハイリスクサプライヤー」としています。
2020年度のアセスメント結果は以下の通りです。

総数 アセスメント実施結果 うち サステナビリティ
ハイリスクサプライヤー
毎年 直近3年間
社数 比率 社数 比率 社数 比率
Tire1サプライヤー 161 社 72 社 45% 116 社 72% 12 社 7.5%
重要お取引先様 Tire1サプライヤー 23 社 20 社 87% 23 社 100% 1 社 4.3%
Tire1以外のサプライヤー 9 社 4 社 44% 9 社 100% 0 社 0.0%
合計 32 社 24社 75% 32 社 100% 1 社 3.1%

・今後の活動目標

重要なお取引先様とは、2025年までにセルフアセスメントを100%実施できるよう取組んでまいります。
2020年度に実施したCSRアセスメント結果を踏まえ、重要Tier1お取引先様20社、重要なTier1以外のお取引先様8社(※)に対して、2021年度は以下の取組みを実施します。

  • ロームグループ関係会社間の取引は除きます。また、通年、4社に対してセルフアセスメントを行っていますが、上記目標を受け、今年度はセルフアセスメント実施社数を8社に増やしました。
<重要お取引先様の2020年度評価と改善に向けた取組み>
評価基準 重要なTier1
お取引先様
重要なTier1以外の
お取引先様
重要お取引先様に対する取組み
A:4.50~5.00 17社 6社 ロームCSR調達ガイドラインの要求レベルを高い基準で満たしているお取引先様に対し、結果のフィードバックすると同時に、現状レベルを維持するよう依頼する。
A-:4.00~4.49 2社 2社
B:3.00~3.99 1社 0社 ロームCSR調達ガイドラインの要求レベルを、一部達成していないお取引先様に対し、改善を依頼する。その際、必要に応じて、改善に向けた支援を行う。
C:2.00~2.99 0社 0社 ロームCSR調達ガイドラインの要求レベルに達成していないお取引先様に対し、CSR監査を実施。監査を通じてリスクの要因を把握し、改善に向けた取組みを依頼する。その際必要に応じて、改善に向けた支援を行う。
D:~1.99 0社 0社

2020年度の調査において未確認の重要なTier1お取引先様3社、重要なTier1以外のお取引先様1社については、2021年度に評価します。

CSR調達監査

ロームグループでは、全社においての主要購買先(次の階層の主要サプライヤー)を定め、お取引先様に直接訪問し、直接の対話を通じてロームグループの方針やCSR調達に関する考え方、環境や安全・人権への配慮の重要性、および活動内容を伝え、ご理解と賛同をいただくことを目的に、セルフアセスメントの内容確認、工場確認、必要に応じて改善要請を実施するCSR調達監査を毎年グループ全体で40-50社に対し実施しています。2020年度は、コロナ禍の影響を受け、17社に監査を実施しました。監査を実施した全てのお取引先様に対してCSR調達の普及・浸透を図ると共に、改善を進めていただいています。

<訪問監査社数>
年度 訪問社数
2014年度 15
2015年度 28
2016年度 27
2017年度 14
2018年度 45
2019年度 31
2020年度 17

※対象:ロームグループ国内・海外生産会社のお取引先様

調達BCP

ロームグループは、事業継続計画(BCP)の一環として、有事の際でもお客様の事業を中断させないよう平時からお取引先様との連携を深めて、速やかに復旧が可能となる体制を整備し、代替材料を準備する取組みを進めています。

1. 調達部門におけるリスクの定義

ロームグループでは、リスク管理・BCM委員会を設立し、各部門のリスク管理を行っています。調達部門では、これまでの「品質」「納期」「価格」「コンプライアンス」の4つのリスクに加え、「安定供給」を行う上でのリスクとその影響度を評価し、特定した重要なリスクに対して四半期ご毎に対応状況を確認しています。

2. お取引先様の選定

「お取引先様に求める基本姿勢」にも要求しているとおり、有事の際にはお取引先様を含めたサプライチェーン全体で情報を共有し、供給継続に向けた対応が可能なお取引先様を選定しています。また、取引を開始する際には、上記当社基本姿勢をご理解の上、同意書を提出していただいております。

3. BCP調査の実施

有事の際にいち早くお取引先様の被災・安否状況や供給状況の確認が取れるよう、調達部材の製造会社・製造場所の情報を調査し、データベース化しています。また、その調査範囲を2次お取引先様まで拡大し、サプライチェーンのBCP状況の全体把握に取組んでいます。

ローム本社管轄の主材料における一次お取引先様の生産拠点調査実施比率は、2020年度に100%達成しました。また、BCP管理体制を強化することを目的に、2021年度はグループ会社で管轄する副資材および一部消耗品にも対象範囲を広げ、以下の目標を掲げています。

2025年度目標 2020年度実績 2021年度目標
主材料 100% 100% 100%継続
副資材・一部消耗品 100% - 20%

・重要お取引先様へのBCP取組み

【有事対応における事前合意】

重要なお取引先様とは前述の対応に加え、有事発生の際に優先的に資材を供給いただくことを記載した覚書の取り交わしを進めています。

達成目標(2025年) 2020年度実績 2021年度目標
100% - 40%

お取引先様向けコンプライアンスホットライン

ロームグループでは、お取引先様がお取引に関するコンプライアンス上の問題を相談・通報できる窓口として、「お取引先様向けコンプライアンスホットライン」を設置しております。
ロームやロームグループ各社とのお取引の中で「法律に違反するような言動」「倫理上問題になるような言動」などがあった際にはご連絡いただくことをお伝えしています。正当な目的の通報である場合は、通報いただいたことを理由として、ご通報いただいた方への不利益な取扱いは一切行いません。