持続可能な社会への取組み

ロームグループでは、持続可能な社会の実現に貢献するため、環境配慮型製品の開発や水リスクの低減など、事業活動を通じた様々な取り組みを行っています。

SDGs達成に向けた取り組み

社会貢献製品

  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 13 気候変動に具体的な対策を

環境配慮型製品

ロームグループでは、新製品の開発段階でその製品が過去の製品と比較してどれだけ環境に貢献しているか具体的な数値で客観的に評価するため環境貢献度評価票を作成し、環境性能およびCO₂削減性能比較などが行えるシステムを構築しています。
特に製品使用時におけるCO₂排出量を削減する環境配慮型製品の開発割合を向上させるための仕組みの導入を開発部門と共同で進めています。

環境影響貢献度評価票のフォーム

製品安全配慮

  • 12 つくる責任 つかう責任

製品含有化学物質管理

ロームグループでは国内外の環境法規制やお客様の要求事項を順守し、環境負荷の少ない材料調達への取り組みを実施しています。
EU RoHS指令、EUREACH規則、中国RoHS指令など、製品化学物質管理に関わる法規制がますます強化される中、グリーン調達基準書を定め、原材料や部品などに含まれる化学物質情報を正確に把握することで各法規制への適合を確認しています。
お取引先様のご協力の下、環境に配慮した製品作りを進め、禁止物質が「入らない」「使用されない」「出荷されない」管理システムを構築し、お客様に安心してお使いいただける製品を提供しています。また、お取引先様より納入いただいた材料・部品及びお客様に納入する製品は、ローム品質保証部や各生産拠点に導入した蛍光X線分析装置を用い、定期的に含有化学物質を確認しています。

RoHS指令対応

ロームの製品は2006年に施行されたRoHS指令(2002/95/EC)への対応のため、2004年に鉛フリー化を完了致しました。(一部カスタム品で、お客様からの要求がある製品を除く)
その後2011年に公布された改正RoHS指令(2011/65/EU)、また2015年に公布された特定フタル酸エステルを制限する追加指令((EU)2015/863)にも対応しております。
製品には規制適用除外用途を除き、最大許容濃度を超える制限物質を含有していません。

制限物質 最大許容値
0.1wt%(1,000ppm)
水銀 0.1wt%(1,000ppm)
カドミウム 0.01wt%(100ppm)
六価クロム 0.1wt%(1,000ppm)
PBB(ポリブロモビフェニル) 0.1wt%(1,000ppm)
PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル) 0.1wt%(1,000ppm)
DEHP(フタル酸ジ-2-エチルヘキシル) 0.1wt%(1,000ppm)
BBP(フタル酸ブチルベンジル) 0.1wt%(1,000ppm)
DBP(フタル酸ジ-n-ブチル) 0.1wt%(1,000ppm)
DIBP(フタル酸ジイソブチル) 0.1wt%(1,000ppm)

グリーン調達

  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 15 陸の豊かさも守ろう

社会貢献活動

  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

ロームグループ各拠点において、それぞれの地域に根ざした活動を、近隣の企業や住民の方と協力し、実施しています。

再生可能エネルギー

  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

静岡県の拠点では、2017年度に太陽光発電システムを導入しました。工場南側に新幹線線路と平行して270mに渡り太陽光パネルを設置し、年間約363MWhの電力を発電することができます。ロームグループでは、地球温暖化ガスの排出量を削減し、限りある資源を枯渇させないよう、再生可能エネルギーの導入を検討していきます。

ローム浜松の太陽光パネル

水リスクへの対応

  • 6 安全な水とトイレを世界中に

ロームグループの事業分野である半導体製造は、前工程(半導体ウエハープロセス)と後工程(組み立て、完成品検査)で構成されており、前工程は日本国内、後工程は東南アジアおよび韓国、中国に工場が立地しています。半導体製造は大量の超純水の使用が必須な産業であり、その大部分が前工程に必要な資源です。そのため前工程が集中する日本において水資源を長期にわたって安定的に確保できることが、操業を継続するための必須条件となります。
また、後工程の集中する東南アジアの中でタイの2工場が、洪水などの水害リスクの多い流域に立地しており、災害による実害のため操業が中断した苦い経験を持つことから、水不足及び洪水リスクの両面に対しリスク管理を行なっています。

生物多様性の保全

  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

私たちは、事業活動により環境に大きな影響を及ぼしています。生産のための資源の利用や生産による排出物などから生物多様性の保全に取り組むことが不可欠であると考え、生態系を守るための清掃活動や植林活動を各地で実施しています。

環境負荷ハイライト

ロームグループでは、原料の調達から製造、製品の輸送までの事業活動における資源やエネルギーの投入量と温室効果ガス、廃棄物等の排出量を把握し、負荷を分析することで削減活動に繋げています。